私は平和の国、日本を誇りに思っています。

【145日目~】
スイス・ベルン,ローザンヌ→エーゲル(Aigle)

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10月27日28日(日・月)

 

さて、前回の続きです。

前回はスイスの言語事情の豆知識書かせていただきました。

ちょっとしょっぱなからお堅い話行きますね~。

 

■「永世中立国」スイスと「平和の国」日本

 

皆さんは「永世中立国」という言葉を聞いたことがありますか?
きっと学校で習うはずだからなんとな~く聞いたことがあるかもしれませんね。

私の中で「平和の国」と言えば、日本とスイスが思い浮かびます。

日本は世界でたった1ヶ国「戦争放棄」を憲法に掲げた国として、そしてスイスはこの「永世中立国」という名のもとにです。

 

でもアンディと話してからこの「永世中立国」に関して少し調べてみたんですけど、これは全面的に「平和」とは言い難いかもしれないですね。

 

永世中立国」というのは、もし戦争が起こったとしてもどこにも加担せず中立を貫くというものです。
スイスはどの国とも”軍事同盟”的なのを結んでいないので、助っ人をする必要がありません。

例えば日本はアメリカと日米安全保障条約を結んでいますので、お互いの国で有事のことがあれば、武力をもって協力し合うことができます。

でもスイスにはそれが一切ありません。

 

スイスはいかなる戦争に加担する必要もない代わりに、もしスイスが他の国から攻められたとしても助ける義務がある国はありません。

スイスは、自分で自分で守らなければいけないので、実はとんでもない軍事力を持っています。
(どれくらいとんでもないかは不明だが、とりあえず世界でもトップクラスらしい)

 

私は昔、「中立=無抵抗」っていうイメージを抱いていたんですが、それは大きな誤りだったようですね。

世界で「中立」を謳い、保持していくためには綺麗ごとばっかり並べてちゃいけないってことです。

 

スイスは、徴兵制をしいています。
つまり、男子国民はある年齢の間、国に呼ばれて兵士として訓練させられるということですね。

 

日本で有名な徴兵制の国といえば韓国。

韓流スターが徴兵制から帰ってくるとファンが大喜びしてるのは皆様ご存じの通り。

韓国男子ってこの徴兵制があるからみんなガタイが良くて、顔はともかくイケメンに見えますよね。
このガタイの良さ、日本男児も見習ってほしいですわ切実に。

旅してて思うのは、日本男児、まじで線細すぎませんかね?
ヨーロッパに来てそれは更に際立っております。

ベルギーにいた時、ピーターに日本の文化を紹介しようと色んな画像や動画を見せていたら、ピーターに「日本ってゲイが多いの?」って聞かれたんです。
「なんで?」って聞くと「男の子みんな女の子みたいな顔してるし、なんかなよなよしてる」って言われました。

んー、民族的にそれが日本人の特徴だからなーとその時は思ったんですが、それから日本男子を見てるとどうしてもそういう目で見ちゃって、なんかもーダメっす。

もはや、只今日本男児に魅力を感じないキャンペーン実施中です。

 

なんか意味分かんないし、話反れ過ぎてるんで、戻します。

それで、なんだっけな。

 

あ、徴兵制の話。

 

男子全員が徴兵される仕組みという風に申し上げましたが、アンディによれば、その徴兵制から逃れるためにみんな必死なんだそうです。

徴兵される時に、一応何かの審査を受けるらしいんですけど、アンディはその審査で落ちるために、審査の何日か前からたくさんお酒を飲んだりタバコを吸ったり、不摂生をして、健康面で不適合とみなされて徴兵から逃れたんだそうです。

そんなんありなのー!?と思ったけど、どうやらそれがスイスの現状みたいです。

 

それで許されるこの平和な世界に幸あれ。

 

 

ちなみに、もう一つの平和の国、日本について。

 

実は、日本が戦争放棄など、平和を掲げる憲法を持っていることを、アンディもピーターも知りませんでした。

 

私は意外に思いました。

この平和憲法って私は、かなりすごいものだと思っているからです。

 

2人とももちろん、日本に原爆が落とされたことをを知っているけど、この憲法については知らなかったし、私が伝えても「ふ~ん」程度で終わってしまいました。

私がきちんと伝えきれてない部分もあるんだと思うんだけど、「えー!その程度の反応ですかー!?」っていうのが私の正直な印象。

 

私、憲法第9条っていうのは、日本が誇れる数多くのものの中で、最も誇れるものだと思っています。

 

別に大々的に世界に自慢すべき!なんてことを言うわけじゃないけど、この日本の誇りともいうべき「9条」を大事にしてほしいんです。

 

最近、この憲法を改正しようという動きが活発になっていますね。

日本国憲法は戦後以来、60年以上一度も改定されていない、世界でも珍しい歴史を持っています。
今や強大な武力を保持してしまっている自衛隊のことを考えると、少しばかり時代遅れな点もあるかもしれません。

 

日本の若者の皆様、「政治とかよくわかんないし~」とか言ってないで、自民党が、政権が、今何をしようとしてるかちゃんと見極めましょう。

 

私は憲法9条改正に断固反対です。

 

なんか私、熱く語り過ぎてちょっとキモイので、強制終了。笑

 

 

 

■旅は出会いの宝庫

お堅い話からがらっと一変させて、再びスイス旅の話。

 

前回の記事でもちらっと書きましたが、私、アンディの実家にお世話になりました。

金曜の夜、ベルンのパーティに行く前アンディの実家に寄って、オランダから来ている親戚と一緒にディナーを頂きました。

アンディのお母さんはフィリピン人、その親戚の方々もフィリピン人です。

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子供たちが元気すぎて、めっちゃ疲れました。

 

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アンディとアンディのお母さん

お母さんのこの陽気なフィリピン人のノリ、すごい懐かしい。笑

しかも手料理がめーっちゃ美味しくて、もうヤバかった!

お店で食べるよりも美味しいし、タダだから家で食べよう!っていうのがアンディの口癖。笑

 

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でもまー何回か外食したんですけどね、ほぼパスタでした。

そして驚いたのが、パスタなのに銀器がフォークとナイフなんです・・・!

私たちにとっては「パスタ=麺」のイメージが強いかもしれないんですけど、ヨーロッパに来てみるとそうじゃないんですよね。

アンディが好んで食べてたのは、スパゲティとかの麺じゃなくて、ペンネとかニョッキとかでした。

 

前にピーターがミャンマーでパスタ(たしかスパゲティ)を食べる時に、スプーンじゃなくてナイフが欲しいと言って、スパゲティを切り刻み始めた時は本当にびっくりしたけど、ヨーロッパに来てみて合点がいきました。

こっちの人たちにとって「パスタ」っていう食べ物の位置づけみたいなのものを少し分かった気がします。

 

 

話は戻って、アンディの実家。

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土曜はベルンの街を観光して、日曜は天気が崩れて雨が降っていたので、家でまったり過ごしました。

アンディとお母さんと3人で映画を観たり、アンディがピアノを弾いたりしてくれました。

アンディはバンドを組んでいて(今はあまり活動してないけど)、ベース担当。
でもピアノも弾けるんす。
男の人が楽器引くとイケメンすね。

 

 

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紙ナプキンで折鶴を作って上げたら、お母さんがだいぶ興奮してました。

やっぱりすごいです。
折鶴の威力。

 

 

月曜はアンディが仕事があるので、日曜の夕方頃にローザンヌに帰宅。

そして私はこの後、このままイタリアに向かおうと思ったんですが、ものすごいタイムリーにある人からメールを頂いて、私はもう1泊スイスに滞在することにしました。

 

その人とは、こちらの方。

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この人は、ビムレッシュさん。
ビムレッシュさんは、インドのジャイプールで瞑想をしていた時に出会った人です。

瞑想中、一人一部屋与えられるんですが、ビムレッシュさんは私の隣の部屋で毎日顔を合わせていたので、10日間会話してないんだけど瞑想が終わった瞬間一気に仲良くなった人です。

 

ビムレッシュさんはインド人で、スイス人と結婚されて今は子供たちと一緒にスイスに住んでいます。

瞑想修行に参加するのは4回目で、ハマってしまって、あの時期にインドに帰って参加してるんだって。

 

ビムレッシュさんがスイスに住んでいるのは知っていたんだけど前にメールを送った時にエラーで送れなかったから、今回会うのは諦めてたんですよね。

なのに、なんと私がスイス入りした2日目にメールが届いて連絡が取れるようになったんです!

 

「元気?今どこを旅してるの?スイスに来る?」っていうメール。

いや、今スイスだしっ!ってなったわけです。

まじでタイムリーすぎてビビりました。笑

 

 

そんなわけで月曜、向かったのは少し東に位置する小さな町、エーグル(Aigle)です。

 

あ、アンディとはお別れ。

なんか毎回そうなんだけど、もう二度と会えないとは思わないから、全然悲しくないんだよね。
スイスに再び来るかはものすごい微妙だけど、アンディはまだ日本に来たことなくて是非行きたいって言ってたから、また会えるような気がするなーすごく(*´▽`*)

もし私がクリスマスを誰とも過ごす予定がないなら、いつでもこっちに来ていいからね待ってるよ、と言ってくれた紳士イケメンアンディ。

さよなら、またいつかどこかで。

 

 

 

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そしてエーグル。

ローザンヌから電車に乗って約30分で到着。
片道15.60フラン(約1,700円)

 

ビムレッシュさんはこの日予定があったので、昼間は一人で街をぶらぶらと散歩。

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特にまぁー目ぼしいこともなく、相変わらずスイスは美しい、という感じですかね。

 

夜は、ビムレッシュさんのお子さんたちと一緒にご飯を食べて談笑して、車でモンテルー(Montreux)という所に連れてってもらったんだけど、とりあえずめっちゃ雨降ってたし写真なし。

 

お子さんたちは、長女が27歳銀行員、長男が24歳医学生、次女が18歳高校生、というなんともまあ裕福を画にかいたような家族ぶりでした。

3人ともすっごく親切にしてくれて、特に上の2人は、同じようにあちこち旅するのが好きだから、ヨーロッパ旅について色々とアドバイスしてくれました。

一緒にいた時間はすごく短かったけど、なんだかスイスにももう1つ居場所ができた気がします。

 

次の日。

電車の時間まで、お礼も兼ねて、ビムレッシュさんに折鶴を作って上げました。

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そしたら、これまたすごい感激してくれて、「私も折れるようになりたい!」と言って、何度も見本をせがまれました。

 

折鶴・・・・・・まじでどんだけ。笑

100%の安定感で世界を驚かしてます。

 

 

そして電車の時間。

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ビムレッシュさん、本当にありがとうございました。

タイムリーなメールが来なければ再び会えたか分からなかった人。

 

ていうか、ラオスで出会った人とインドで出会った人、こうしてスイスで再び出会えるなんて、本当、世界は広いようで狭いですね。

これだから旅っていうのは面白いです。

旅は出会いの宝庫。

 

 

 

次回、いよいよイタリア入りした話。
最初の都市、ミラノに到着した様子をお届けいたします。
お楽しみに。

 

 

 

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早期帰国疑惑、濃厚になって参りました・・・(´・ω・)
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ジーナリン
About ジーナリン 418 Articles
9ヶ月間の世界放浪旅(2013.6-2014.2)を終え、現在オーストラリアでワーホリ中(2017.3.31スタート)。 *コメントは承認制にしています。 反映されるまで時間がかかる場合があります。 ご了承くださいm(__)m

30 Comments

  1. 自分の生存又は子の生存を放棄出来ないのなら、9条改正に反対するのは矛盾しています。法律はヒトに奉仕する為に作られているのに、それによってヒトが拘束され、政治家が臨機応変な行動が取れなくなるのはどうでしょうか。あまりにも本音からかけ離れた建前の法律だと考えられます。

    • to ナカタ様

      どうして話は戦争ありきが前提になるんでしょう。
      武力放棄を謳うことがどれほど危険で勇気のいるものだか分かっているつもりです。戦後に多くの国民の命が失われて傷つき果てた日本がどんな思いでこの憲法を作り上げたかを考えたら、”抑止力”のつもりで易々とこの勇気ある憲法を手放すべきでなはいと思います。世界でたった1つの平和憲法、一度手放したら再び定めることは難しくなります。それこそ同じ過ちを犯すまで。
      日本は、これから平和な時代に向かう世界の先頭に立っているのに、横に誰も並ばないのが不安だから後ろに一歩下がるのは大きな間違いです。
      “法律はヒトに奉仕する為に作られている”とおっしゃっていますが、私は違うと思います。
      法律は愚かな人を制約するために存在していると私は思っています。

    •  武力放棄は共産主義以上に非現実的です。これとは違って軍縮なら現実的です。
       まだまだヒトは獣の域から抜け出ていません。白刃などは人を殺したいという欲求が我々よりもずっと強いので、野獣対策にも日本国は武力が必要です。

      • to ナカタ様

        軍縮。過去に軍縮を唱えて、きちんと軍縮できた試しなんてありましたかね。
        武器を持ってない国が武器を持つのと、武器を持っている国が武器を捨てるのとでは、後者が圧倒的に難しいんです。
        人は確かに獣ですが、抜き出す努力ぐらいはすべきです。

  2. あなたは銃を頭に突き付けられて引き金がひかれるまで抵抗しないのですか?
    平和ボケしてますね。

    • to 匿名様

      改正賛成派はそれしか言えないんですね。
      平和ボケ万々歳です。
      銃でドンパチして人がバタバタ死んでいく世界なんてくそくらえです。
      誰かに殺されるかもしれないから銃を持ちなさいではなく、誰かを殺すような銃なんて捨ててしまいなさいと子供に教えられる大人に私はなりたいです。
      世界はそろそろ平和な時代になってもいいはずです。昔のように、頭に銃を突き付けられたら持ってる銃で撃ち返すなんてバカな時代から抜け出して、日本のように平和憲法を全ての国が持つことこそがこれからの世界に必要なことだと思います。
      頭に銃を突き付けられるのを憂うなら、戦争放棄を掲げてる唯一の勇気ある国にそれを行える他国の捻じ曲がった性根を哀れに思います。

  3. 海外に旅に出ると日本の良さが本当によくわかりますよね。食事や衛生面、日本の製品、素晴らしいところは沢山あるけど、男性に関しては、日本に帰ってきていつもがっかりしてしまいます…笑
    これからもブログ楽しみにしています

    • to 唯様

      そうなんですよねー日本男児・・・・・(´・ω・)
      どうしたらいいんだほんとに。笑
      最近そろそろ日本食が恋しくなってきてしまいましたー
      でもまだ旅は続きます。
      ブログ読んでくれてありがとうございますねー(^o^)

      • こんにちは。
        日本男子として、どういうところががっかりなのか気になります。
        具体的に教えていただけませんか?

        • to 日本男児様

          あー気になる所ですよね。笑
          せっかく聞いてくれてるので、ずらーっと並ばせていただきます。笑
          まず、既に言ってるように線が細いところです。もやしですね。
          あと申し訳ないけど、イケメン率が低い、頼りない(外面内面共に)、草食系肉食系とかはしゃいでる場合じゃない、男気がない、弱気、女性の扱いが雑、スマートじゃない、女心を分かろうとしない、女性をものにする必死さが感じられない、優しさ不足、等々。
          まー私個人の意見としては、内面の保守的な頼りなさもがっかりなんですが、それ以上に見た目の頼りなさにがっかりしますね。要は体つきです。
          まー人によりますけどね( ̄▽ ̄)

          • 見た目の頼りなさですか…。
            なんとも答えようがないですね。
            あと、コメントに笑を多用されるのは、回答として真摯さが感じられなくなるので、
            控えられた方がよろしいかと存じます。

            • to 日本男児様

              大変失礼しました。
              あまりシリアスにならないよう、笑い話のつもりで聞いてくださいという意味合いも込めて「笑」を2度も使ってしまったのですが(言ってる内容がかなり失礼なので・・・)、それがかえって気を悪くさせてしまったようで、申し訳ありません。
              使いどころを間違えたようですよね。
              以後気を付けます。
              コメントありがとうございました。

  4. 憲法9条が誇れる物?
    ジーナリンさんは9条には国際紛争の解決には軍隊を使わないと書いてるのに実際は軍隊を持っている事についてはどう考えますか?
    尖閣諸島に中国が来ないのは自衛隊が存在するからですよね。

    僕は日本ってこんなに素晴らしい憲法を持っているんだよ!とはとても他の国の人には自慢出来ません。
    だって、「でも日本って軍隊持ってるよね?」って言われたらそれでもう返事に窮してしまうからです。
    憲法に軍隊を持たないと書いているにも関わらず持っているのは普通の憲法を持ち、普通に軍隊を持っている国よりも悪質な感じがしてなりません。
    憲法には軍隊を持ちませんと書いている訳ですから逆に恥ずかしいです。

    もし本当に9条に書いてある事を忠実に実行する国があるとするなら僕はその国の国民だけには絶対になりたく有りません。
    今日から家に鍵を掛けずに他人の正義感に任せよう!なんて親が言ったら僕は家出します。(笑

    平和ボケってこういう議論を日本人同士でしない事もだと思います。
    だからこれからも熱く語って下さい。
    僕が海外に行って実感したのは日本人政治の話ししなさ過ぎ、日本の男子細過ぎ、アメリカ人食べ過ぎでした。(笑

    それではこれからも体を何よりも気を付けて世界を旅して来て下さい。

    • to こうた様

      自衛隊に関しては、「軍隊」として認めざるを得ないでしょう。
      苦し紛れに反論すれば、9条では「他国侵略のための戦力を放棄する」と言ってる訳で、自衛隊があくまで「自衛」に徹するなら違憲にはならないと言うことができると私は思います。

      過去に何度も論じられてきた自衛隊の立場に関しては今さら私が論じるまでもないけど、ひっきりなしに憲法改正が叫ばれてるのは、自衛隊の存在と同盟国に対する集団的自衛権に関してですよね。

      私がここで言いたいのは、「もう自衛隊ここまできちゃったし、この際だから軍隊として正式に認めるために憲法改正しちゃおう」というような安易で、既成事実的な流れに任せて憲法を改正すべきではないということです。

      戦後、冷戦を経て、中国等の脅威に晒されながらも、憲法の定める範囲で試行錯誤しつつ、その中で何とか身を守ろうと日本は必死になってきました。その流れが今の自衛隊を作り上げたのは事実です。それ故に武力放棄を謳いながら、軍隊と化した自衛隊を持ったことを残念に思いこそすれ、恥ずかしいとは思いません。でもここでいよいよ9条を改正してしまったら、タガが外れて思わぬ方向に向かう方が私は怖いです。
      (9条という縛りがありながらここまで来てしまってるのに・・・)

      「でも日本って軍隊持ってるよね?」と他国の人に言われたら、「平和でありたいけど世界がそれを許してくれないから」と答えます。そして「世界に先駆けて、私たち日本人が今色々頑張ってる所だからまーとりあえず見ててよ」と言います。
      平和憲法を持ってる日本が「戦争」とどう向き合っていくか、これからどう動くのかも含めて是非世界に注目してほしいくらいです私は。

      私は政治家じゃないし、一国民として私ができるのは「憲法改正なんてやだ!絶対やだ!」と感情的に喚くことだけかもしれません。でもそれが絶対に必要なことだと思います。
      こうたさんのおっしゃる通りで日本人はあまりに無関心すぎます。平和ボケ、そうですね。論破されるのが恥ずかしいから、何も知らないから、そんな理由でただ黙ってるなんて間違ってます。でも私が同じくらい嫌なのは、ただマスコミに流されるまま”風潮”を鵜呑みにすることです。

      なんかすげー熱く語ってますね私。でもなんか楽しいっすね。笑
      旅とは関係ないけど、なんか最近色々ぬるいんで、こうやって意見ぶつけ合うのは楽しいです。
      長文失礼しました。

      • 長文レス有り難うございます。

        僕が9条を誇れないないのは解釈で運用している点です。
        ジーナリンさんは自衛の為なら軍隊を持つ事は違憲にならないという解釈をしていますがそれはいわゆる政府見解であって
        憲法学者の間ではあらゆる戦力の保持も違憲であるというのが大勢です。
        それを余りにも実情に合わないから「解釈」という方法で本来は憲法9条で禁止されている事を行っているのが今の状態です。
        国家権力を制限するための装置である憲法を政治家が解釈によって恣意的に運用する事は法治国家であるまじき行為です。

        もし自衛の為に軍隊を持つなら解釈の余地が入り込まないように憲法に明確に書くべきです。
        そして自衛の為の軍を持つ事が正しい事ならば「隊」と呼んで誤魔化すのでは無く「軍」と名乗るべきです。

        「解釈」によって軍を作りそれさえも「隊」と呼び誤魔化す。
        国民の財産、生命を守る最後の砦がこんな状態で存在している国は日本だけですが誇れるオンリーワンでは無いと思います。

        日本は平和憲法を持ってる→でも軍隊持ってるよね→ 平和でありたいけど世界がそれを許してくれないからね→それって他の国が軍隊を持っている理由と同じだよね。平和憲法って一体何が特別なの?

        やっぱり返答に窮してしまいます。
        軍隊を持っている時点で平和憲法は特別ではないので説得力を持たすことは不可能だと思います。

        議論楽しいですね。普段学校で絶対にこんな議論しませんもん。ましてや女子とは絶対にしません。(笑
        でも女性の視点って協調的というか母性的というか凄くほんわかするんですよね。
        ジーナリンさんからもこの人、優しいお母さんになるんだろうな~と勝手に母性を感じています。(笑

        • to こうた様

          なるほど、ありがとうございます。

          「解釈」という点について書かれてますが、一度書いたように、もう全てが「既成事実」なんですよね。

          必要に迫られて(かどうかもなんか・・・)「自衛隊」を作った、あれ憲法大丈夫?、この解釈ならいいんじゃない、(それを繰り返し)、ちょっと解釈だけじゃキツくなってきたな、9条邪魔だから消さない?

          この流れ、おかしくないですか?9条をどうこうする前にそもそも”(それを繰り返し)”を見逃し許してきたことをまずは問題視すべきだと思うんです。
          本来は禁止されていた軍隊を既に持ってしまったから、じゃーその禁止している方の土台をなくそうなんて本末転倒にも程があります。
          つまりここで私が言いたいのは、政治家の行動を監視するのは国民の目ってことです。
          ここで、”解釈だけじゃきつくなってきたから9条改正しない?”の流れそのままにいったら今までの過ちをただ繰り返すだけになります。

          そして、平和憲法が特別だと思う理由は、日本だけが唯一持ってるという点においてです。
          日本だけが唯一持ち続ければ、平和憲法が特別であることは揺るぎません。
          そして、実情はまだまだ改善の余地、というか発展途上、というか身の丈に合ってないものかもしれないけど、世界で唯一”平和の最終理想”ともいうべきこの平和憲法を掲げている時点でまず、日本は特別な位置にあると私は思います。

          女性の視点、そうかもしれません。
          男性と女性の考え方って根本な所で違いますからね。
          女性首相が誕生する日が早く来るといいなぁー。
          そして早くお母さんになりたいものだ。

          • 長文すいません。
            これを最後にします。

            そう日本の軍隊は既成事実の産物なんです。

            憲法には書かれていないもっと言えば持つことを禁じられている軍隊が既成事実で存在するというのは恐ろしい事です。
            今の9条のままの方がアメリカの戦争に付き合わされる可能性が高いと思います。
            だって日本には禁じられている軍隊を持つことを「解釈」でOKにした実績が有るのですから。

            だから僕は9条を改正して日本の軍のあり方を明確に規定し直すべきだと思います。
            例えばこんな感じです。

            ・日本軍は自衛と国際平和の秩序を保つ目的で存在する。
            ・いかなる領土、権益の拡大の為にも軍を使用しない。
            ・海外への派兵は国連の決議によってのみ許可され同盟国への協力は同盟国の防衛戦争のみとする。

            最近のアメリカの戦争を例で言うと湾岸戦争への派兵は国連決議が有ったのでOK (現在なら国連決議されるか微妙ですが)イラク戦争への派兵は国連決議も無くアメリカの自衛ではないので駄目ですしアフガニスタンでの対テロ組織との戦闘も駄目です。

            これは憲法ではないですが新9条に関しての日本の目標

            •「戦争」を外交の手段と見なさない国際法の制定を目指す。(戦争の違法化)

            実は平和憲法は日本だけが持っている物では無いんです。
            ドイツと韓国は侵略戦争を禁止していますしイタリアは武力による国際紛争の解決を禁止しています。
            コスタリカも日本と同じような平和憲法を持っていますが周辺国より大きな戦力を今も維持しています。
            ここで問題なのはコスタリカのような小国以外はちゃんと憲法に掲げる事を守っている事です。
            日本も確かにドイツ、韓国、イタリアと同じく侵略戦争も国際紛争の解決に武力を使っていません。
            しかしドイツ、韓国、イタリアは徴兵制の国で戦力の保持を憲法に明記しています。

            憲法と言うのは権力に制約を持たせる物で理想を書く物ではないのです。
            憲法に書かれているのに出来ていない事は「これからそうなるように努力する」で済まされる物ではなくて本来なら即刻憲法に書かれている状態しなければならない物なのです。
            憲法に書かれているのに実行出来ていないのは日本の信用を傷つける物だと思います。

            だから9条改正が嫌なら自衛隊を保持する事も駄目なのです。
            憲法を実状に合わせるか実状を憲法に合わせるか二つに一つです。
            自衛隊をこのまま持つなら、戦争をしたく無いなら、むしろ積極的にこう改正しろ!と声を上げるべきなのです。
            今のままなら憲法を改正してもしなくても相手に100年恨まれる戦争をアメリカに付き合わされる事もあり得ます。

            女性首相良いですね。
            でも女性より男性の方が優秀と考えてる人のなんと多いこと。

            日本も本格的に寒くなって来ました。
            これからのヨーロッパはもっと寒くなるでしょうから体に気を付けて旅を思い切り楽しんで下さい。

            • to こうた様

              なるほど、確かにそうですね。
              平和憲法を他の国が持っていたことは知らなかったので目からウロコでした。でも喜ばしいことです。
              実情と憲法を合わせる、最もだと思います。
              9条改正=改悪としか考えてなかったので、その点は私も視野が狭かったなーと反省。
              こうたさんの意見を聞くと、9条改正もやむなしと思えてきたのですが、でも今は風潮が「改良」に向かっている段階にないように思うので、まだ改正の時期ではないと思います。これから、こういった声をどんどん上げることが大事ですね。
              興味深い意見、ありがとうございました。

  5. こんにちは
    私も改正反対です。
    なぜなら首相達は理由をつけて戦争を始めたいのが見え見えだからです。防衛のため、で相手を威嚇出来るぐらいの自衛隊がいるだけで(それも望んではいない事態だけど)せめて現状維持でいいんではと。改悪したならば、皆さんご存知テレビや浅いネットで雰囲気を受け取るだけの多勢の日本人を煽る事は至極至極簡単です。異常な熱気で列島ごとヒスを起こして冷静さを失う日本人、そんなシーン沢山見てきました。私が思うに、国民投票の制度を阿部さんが作ったのもその一歩です。なんだか聞こえの良い法律、それらは煽る→自分で思考しない大多数の層を煽る→戦争、と国民をバカにしてる彼らからみたら容易な事に思いません?自衛隊であるうちは、まだ防波堤になってるように思います。日本は実質社会主義国家です。

    • to 世界一周済様

      そうなんですよね!
      国民投票法についてはまた長くなるので割愛させていただきまして。
      私が危機を覚えてしかたないのは、日本国民の流されやすさです。腫物に触るような扱いしかしないマスメディア。国民を馬鹿にしたような政治家の説明。自衛隊=軍隊論を唱える人は、どうして自衛隊がこうなってしまったのかという過程をすっぽり抜かして物事を語ります。既に軍隊化した自衛隊を引っ張り出して既成事実にしか目を向けず、マスメディアの情報を鵜呑みにして翻弄されてるとしか思えません。

  6. こんにちは。スイスは防衛に関する意識が徹底してますよね。普通の家庭にシェルターが設置されていたりしますもんね。
    北朝鮮の拉致問題や竹島漁民虐殺なんかを見ていると「日本は平和な国だ」なんてとてもじゃないけど私は言えない。第二次大戦時にパプアニューギニアやフィリピンなどで亡くなった日本兵の遺骨が110万柱日本に帰還できずに残っています。国民の生命を守れない、国のために犠牲になった日本人の遺骨を放置しているような国が平和憲法を謳うことに違和感を覚えます。
    イラク復興支援で派遣された自衛隊は憲法9条に縛られ、事故で負傷した他国の兵士を助けることさえできなかった。こんな中途半端な状態で派遣される自衛隊が不憫でならない。一部の人が9条改正=戦争と考えることが理解できない。

    スイスに知り合いがいるっていいですね!スイスの物価を知ってしまうとなかなかバックパッカーで行きづらいですよね。風邪に気をつけて、旅を楽しんでください!

    • to jay様

      確かにそうかもしれません。
      平和憲法を謳うには、日本にはまだまだ問題が山積みだし、もしかしたらそれを掲げる資格すらも怪しいかもしれない。世界各地で平和活動を行う自衛隊の微妙な立場も何とかしなければならいし、「平和の国日本」と名乗るにはあまりに分をわきまえてないかもしれない。
      でも私、内情はともかくとして、「9条は素晴らしい」という点は誰もが認めるところだと思うんです。私のこれまでの人生で「日本国憲法第9条は素晴らしい」と思う気持ちが揺らいだことは一度たりろもありません。
      それを掲げてる「平和の国」日本は、その名前に赤面したり苦渋を強いられるかもしれないけど、身の丈に合ってないからとその名前を捨てる決断ではなく、名前負けしないよう名実ともに「平和の国」になるように努めるべきで、平和憲法を掲げてる以上その責任があると私は思います。

      スイスは本当に素敵だったので、そこに頼れる友達ができたことは本当に幸運だなーと思います。
      最近寒くなってきたのでしっかり暖房対策して風邪に気をつけます。
      ありがとうございます。

  7. はじめまして。
    ジーナリンさんの考え方、好きです。
    私も憲法改正は反対です。
    頭は悪いし詳しいことはわからないけど。
    ジーナリンさん色々な意見もあると思いますが、応援してますね。

    そういえばアメリカなどは戦争したら儲かるからし定期的してるとこありますね。

    • to ルア様

      初めましてー!
      応援していただいてありがとうございます(´▽`)
      世の中には色んな意見があって当然だし、逆にみんなが同じ意見なんて気持ち悪いですよね。

      アメリカね・・・正直、日本の一番の後ろ盾が戦争大国アメリカという所が日本を最も苦しめてる原因だと思うんですよね。もう本当、世界の半分以上の戦争に関わってるアメリカって何なんでしょう。世界で最も影響力の大きいアメリカがその気になれば、世界の平和化はあっという間に進むのに・・・

      愚痴っぽいこと言ってすいません・・・笑
      コメントありがとうございます。

  8. 初めまして。世界放浪中のツネと言います。今はフィンランドでオーロラ待ちで時間があって読ませてもらいました。僕の意見はもちろん正確には違うんですが、こういうことがしっかりと議論されることってすごく大事だと思うし、ネット上に載せるのってすごく勇気のいることだろうと思うので、尊敬します、と言う気持ちを伝えたかったのですごい今更感ですがコメントさせて頂きました。
    個人的には9条が現実とかけ離れているのは事実としてそれでも旗を掲げている事に意味があると思いますけどね。憲法って言わば理念ですし目指す方向ですから、それに向かって日本国民は努力していくぞ!で。
    そういう意味で9条は時代の中心ではなくても日本人の誇るべき一つだと思ってます。もちろん矛盾はたくさんありますけどね。

    • to ツネ様

      今更コメント大歓迎です。ありがとうございます。
      そうですね。確かに9条は現実とかけ離れすぎていて、政治家や知識人が足枷だと思っている部分は大きいでしょうね。
      私は一市民として、「9条を誇りに思うから改正反対」という身も蓋も根拠もないに等しい感情論をこれからも主張していければと思います。

      オーロラ、綺麗に観れるといいですね。

  9. 九条を改正しないといつまでたってもアメリカのいいなりです。

    独立国家として軍隊を持つのはあたりまえのこと、これは現行憲法に当初反対した共産党も言っていたことです。

    当時のこの九条を作ったのは東西冷戦にまきこまれないため、復興にすべての力をそそぐためだったのだからと思います。

    今は時代が変わったのだし、人々の思想も大きく変わりました。

    自分たちの国は自分たちで守るというあたりまえのことを考えてはどうでしょうか?

    現行憲法では敵から何をされても抵抗できない自衛隊の人たちが可哀想です。

    • to 童貞10年目様

      国が軍隊を持つのは当たり前という点は同感です。
      自衛隊と呼んでいるものをきちんと軍隊として認識するためには、9条改正もやむなしと考えなければいけないかもしれません。
      「戦力の不保持」等の表記はいささか時代遅れである感は否めませんが、でもあくまで「戦争放棄」を謳う平和憲法であり続けてほしいと思います。 
      本当は今のような近隣諸国からの負のプレッシャーがない中で、改正の動きがあった方が改悪ではなく改良へと向かう流れとしてはいいんでしょうが、たとえ大きく改正の動きに向かったとしても、どうか国民が冷静な判断ができることを祈るばかりです。

  10. はじめまして。
    僕は、憲法九条を維持してほしいです。
    僕は戦争になって、殺し殺されするのは嫌です。

    それでも、「では、敵に攻め込まれたらどうするか?」と問われたら、
    以前なら何も言い返せませんでした。

    日本は資源に乏しい小国です。戦争になった時点で負けです。
    敵も小国だったとしても、きっと、日本と敵、両方に大国がついて、
    戦争が長引き、結局、国はボロボロになります。

    それなら、戦争にならない国になれば良い。
    でも、どうやって?
    その答えが分かりませんでした。

    でも、今は言い返せます。
    福 一郎さんという方が書いた『平和の国』という小説があります。
    この小説に出てくる国が、僕の理想郷です。
    以下のURLからサイトに行けます。
    無料で立ち読みできる範囲で、戦争を回避する方法を知ることができます。
    http://www.dlmarket.jp/products/detail/239751
    立ち読み部分ではありませんが、民主主義の欠点や本質についても
    簡単な言葉でさらりと書いてあります。興味があれば、購入してみて下さい。

    結局、宣伝になってしまいましたが、僕は、日本がこんな国になればと思って、
    毎回選挙に行っています。
    まだまだ『平和の国』までには道のりは遠いですが。

    一方的に、ダラダラと書いてしまってすみませんでした。
    では、失礼します。

    • 志村則八 様

      コメントありがとうございます。
      この件に関しては、本当になかなか難しいところですよね。
      結局感情論ではいくらでも言えるけど、「じゃーいざという時どうすればいいのさ」と言われたら困ってしまうのが本音。
      でも何のマニフェストも持たなくていい一般庶民の分際で言わせてもらえれば、結局言えるのは感情論だけということ。
      紹介して頂いた本、私も手に取ってみますね。
      ありがとうございます。

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