小さな口づけをひとつだけ頬に残して

【204日目~】
ドイツ・ミュンヘン→フランクフルト(Frarnkfurt)

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

12月25日26日

 

少し煮え切らない気持ちのまま迎えたクリスマスの朝。

 

メリークリスマス。

 

今日も素敵なホテルの朝食を頂きます。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

周りを見ると、家族連れが多いですね。

サンタさんから素敵なプレゼントを頂いたのでしょうか。
子どもたちのはしゃぐ声があちこちから湧き上っています。

元気ですね。

 

 

ピーターは今日、夕方の列車でベルギーに帰ります。

私もお昼すぎのバスでフランクフルトに向かいます。

 

 

バスのチケットは昨日のうちにオンラインで購入していました。

ケルン発フランクフルト行き、片道14.20ユーロ(約2,000円)

安いですね。

こちらのサイトで予約しました⇒City2City(英語サイト)

 

 

 

フランクフルト行きのバスは色んな時間を選べましたが、夜着のものにしました。

フランクフルトの街観光は完全に諦めた形になります。

ケルンに長くいる方を選んだからです。

 

 

 

レイトチェックアウトのお願いをして、
バス出発の時間ギリギリまで部屋で最後の時間を過ごしました。

 

私は明日の早朝にヨーロッパを発ちます。

いよいよ次の大陸へと向かうわけです。

 

 

「次に会うのは、日本かな。また会えるといいね」

きっと互いに、寂しさを堪えて、笑顔で次に会う約束をさも当然かのようにかわします。

 

「でもこんな風に2人でいられるのは、もしかしたらこれで最後かもね。
次に会う時に、お互いに大切な人がいない、なんて、約束はできないでしょ?」

「・・・そうだね」

「そうだよね・・・」

 

 

胸が鈍く痛むのは、
これから長い間会えなくなるかもしれないという寂しさからではなくて、
こんな風にいられるのは最後かもしれないという不安からでもなくて、
遠く離れる私に、彼がどうかいつまでも執着しないようにと願う自分がいるからでした。

 

自分の心にどうしても素直になれないのは、
何もかもを知ったかぶりするような大人のふりを、自分がしているからなんでしょうね。

 

あぁ。

ただ愛することだけに一生懸命になれる、そんな恋がしたい。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ありがとう、ピーター。

すごく楽しかった2日間でした。

とっても素敵な時間と、一緒にいられる歓びを与えてくれてありがとう。

 

 

次に会う約束をきちんとしてない、
ちゃんとしたお別れはこれが初めてだったりするから

この旅で、数えきれないくらいの「さよなら」をしてきたけど、これが一番辛かったよ。

 

 

堪えきれなくて、小さな口づけをひとつだけ頬に残して、
振り切るように、私を待つバスに乗り込みます。

 

バスの出発と同時に歩き出したピーターは、
その後、もうバスの方を振り返ることはありませんでした。

 

 

 

 

フランクフルトへ向けて、バスはひた走ります。

外は次第に暗くなり、夜の帳が落ち切った頃、
まず最初にフランクフルトの空港にバスは停車しました。

 

なんだ、空港に寄るんだ。
だったら宿とらずに、空港泊すれば良かった。

 

それからまたしばらく走り、ようやくフランクフルト駅(Frankfurt (M) Hbf)に到着。

 

 

予約していた宿は、ここから1つ先の駅近くにあります。

駅一つ分なので、歩いていくことにしました。

 

これは、完全に大失敗でした。

 

そこへ向かうまでの道のりは、予想よりもずっと遠くて、
荷物も重たくて、何より人通りがなくて、
暗い中30分以上歩くのは、かなりの恐怖でした。

 

しかも、ビール瓶片手にフラフラ歩く男性が前の方からやってきた時は、
絶対目を合わせないように、かつ不審な動きをしたらすぐ対応できるように、
勇気と注意力と集中力+度胸を総動員して、
用心に用心して歩くこと約50m。

 

そのまますれ違っていく男性を横目に見ながら、
でも追いかけられるんじゃないかが不安で不安で、
何度も後ろをちらちら確かめずにはいられませんでした。

 

 

ようやく宿にたどり着いた時は、疲労困憊。

 

 

チェックインを待つ間に、2組の日本人を見かけました。

ドイツ語を話す日本人女性と連れのお母さん、
そしてバックパックを背負った若い男性の2組です。

 

前者の2人は、いっつまでチェックインに戸惑ってんねん!と思うくらい、
なかなか先に進まない。
(原因は、なかなか通じない娘さんのドイツ語のせい)

 

後者の男性は、
前払いの部屋の料金が、思ってたよりも高くて、危うい英語で文句を言っていました。
(部屋代とは別料金でシーツ代を請求されていた)

「シーツはいらない」とその男性はスタッフに言うんですが
「シーツは貸すことになってるんです」とスタッフも譲らない。

なかなか英語が通じないのでスタッフはご機嫌ななめ。
男性はしぶしぶ納得。

 

でも、私の番の時は、
「シーツは別料金なんですが、利用しますか?」と聞かれました。

チェックインを終えたばかりの男性がまだ近くにいたけど、
どうせ聞き取れないんだろうね。

私は、シーツは丁重にお断りして、3ユーロを浮かしました。

 

身分証明でパスポートを出す際、
日本パスポートを他の人に(特にその男性から)見つからないように注意しました。

寄生虫されたら、たまったもんじゃない。

 

 

その日は、あとは外出せず、
これから先の予定を立てたり、調べ物をしたりしました。

 

 

 

体中を満たすのは孤独。

何かをしなきゃいけないことがあるのが、唯一の救いでした。

これから先の予定がもう決まっていることが何よりもありがたかったです。

 

 

毎回毎回、だから嫌なんだ。

誰かと一緒にいる楽しさとか、安心感とか、そんなものは味わうと
一人が、それまでは気づかなかったものが色々とやってくるから嫌だ。

 

かといって2人旅がしたいとか、そういうわけじゃない。

あくまで私は一人旅が好きで、楽しめる。
むしろずーっと誰かと一緒の旅するなんて、考えるだけでいや。

 

でもこんな風に、一時でも緊張が解かれて、
気持ちの整理がつく前に一人にされるのは、さすがに堪えるのです。

 

一人でいる時間の方が圧倒的に長いのに、
こんな風に一人の時間が、だぶだぶの服を着てるみたいに馴染まないのはなぜだろう。

 

うぅ、寂しい。

 

 

 

 

翌日、早朝6時にチェックアウトし、
空港に向かうべく、列車に乗り込みました。

空港までの行き方をスタッフを聞いていました。

 

駅のホームには同じように空港に向かうのか、大荷物を持った人がちらほらいます。

 

待っていたホームに列車が到着したので乗り込みました。

ドアが閉まって数秒で違和感を感じました。

大荷物を持った人が誰一人乗り込んでません。

雰囲気的に、空港行きじゃないことを嗅ぎ取りました。

 

近くに座っていたおばさまに、「これは空港に行きますか?」と聞くと
「あらあら、これは行かないわよ!」と言われました。

 

やっちまった・・・

 

列車がもうすぐ止まりそうだったので降りようとしたら、

「ここじゃなくてもう少し先で降りて、元来た駅に戻った方がいいわよ」

と言われたので、言う通りにしました。

駅を降りて、次乗るホームまで案内してくれたおばさま。ありがとう。

 

飛行機の時間を気にしながら、かなりやきもきしていました。

 

 

フランクフルト駅から、空港へは、Sバーン(郊外列車)を利用します。
ホームは103、104になります。
飛行機のマークがあちこちに表示されてるので分かりやすいと思います。

ただし、そのホームには色んな方向に行く列車が到着してきます。
案内表示板を確認して、空港に向かう車両番号を確認しましょう。

片道の電車代、4.35ユーロ(約600円)です。

 

 

結局空港には、出発の1時間前にぎりぎり到着しました。

 

無事、飛行機に乗り込み、空の旅。

 

 

とうとう、長かったヨーロッパ旅が終わりました。

いよいよ向かうは、アメリカ大陸。

いざ、ニューヨークへ。

 

 

 

つづく。

 

 

 

今日も読んでくれてありがとうございます。
一人は好き、独りは嫌い。
この気持ち分かってくれる方クリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

ありがとうございます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。