【モロッコ】北上する寒い夜

【196日目】
モロッコ・ハッシラビエド→メクネス→タンジェ

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12月16日・17日

 

ハッシラビエドでお世話になった宿ロアシスのスタッフに
この後、できるだけ早くタンジェに向かいたいと話をしていました。

その時に色々アドバイスを頂いていたんですね。

 

・リッサニからバスに乗ってフェズに戻り、そこから列車かバスを利用してタンジェに向かう方法

・メルズーガからフェズかメクネスに向かい、そこから列車かバスを利用してタンジェに向かう方法

主にこの2通りを紹介されました。

 

最初、ロアシスの方でお世話になっているツアー会社にタンジェに行くまでの
全てのルートのチケットを手配してもらう予定だったんですが、
なんか途中で色々とこんがらがってきたので、それはお断りさせてもらって
とりあえず自分で頑張ってみることにしました。

 

最初、リッサニからフェズに戻る方法を選んで、そういう風にお願いをしていたんですが、
ここハッシラビエドからリッサニに行くには、
誰かに連れて行ってもらうかヒッチハイクしか方法がないんだそうです。
(どっちも同じようなもんですが)

か、たまたまここに立ち寄ったタクシーに乗るか。

でも夕方だとそれはほぼないらしい。

リッサニまで行った方が、タンジェに早く行けるし簡単(だと思った)のでそうしたかったんですが
結局、ヒッチハイクに失敗して、この方法は断念しました。

 

ヒッチハイクに失敗っていうのは、
スタッフの人に、じゃあそろそろ行こうかと声をかけられて宿をチェックアウトして
この通りでリッサニに行く車を待つからと言われて30分くらい待ってたんですが
今日は無理だね、もうリッサニに行く車はなさそうだ
と言われて、諦めた、という次第です。

 

めちゃめちゃ不確実な方法でした。

 

一度宿に戻り、メルズーガから出発するバスの時間に合わせて
スタッフがメルズーガまで車で送ってくれました。

ていうか、車あるならこれでリッサニまで・・・(ごにょごにょ)
という考えが3往復くらい脳裏をかすめましたが、
あえて深く考えずにおきました。

 

 

メルズーガのバスターミナルに到着。

supratour社の窓口です。

その場でメクネス行きのバスチケットを買いました。

 

フェズ行という選択肢もありましたが、
モロッコで唯一”ウザい国モロッコ”を体験した場所には
できるならもう行きたくなかったので、あえて違う場所にしました。

 

2014-04-25_000235

 

メルズーガ発メクネス行き、180ディルハム(約2,270円)
プラス荷物代5ディルハム(約65円)

 

乗車、19時、出発。

ハッシラビエドと比べると街も整っていてそれなりに賑わっているメルズーガの街を後にします。

 

 

乗り始めた時から、薄々感じてたけど、
出発して1時間くらいで、あ、これはヤバいと思いました。

 

 

バスの中、ちょー極寒です。

 

 

足元から冷気が押し寄せてきます。

上半身はなんとかなるけど、足元の冷え冷え感をどうにもできなくて、
凍死できるレベルでした。

 

周りを見渡すと、現地の人たち(男しかいないけど)
みんな暖かい恰好してるのか、慣れてるのか、平気な顔して寝てます。

一人だけ私と同じ外国人ツーリスト(女性)がいましたが、
その人は寝袋とブランケットを車内に持ち込んでいて、それにくるまってすやすや寝ていました。

 

う、うらやましい・・・(´・ω・)

 

夜行バスでしたが、とても寝れるような状況ではなく、
凍死しないように、必死に体を温めるのに苦心していました。

今まで色んな所に行ったけど、この時がNo.1で寒かった思い出です。
(2週間後にこの記録は塗り替えられますがね。笑)

 

 

本気で凍死できる辛い時間を乗り越えて、時刻は夜中2時半。

バスはメクネス(Meknes)に到着しました。

夜中、2時半。

早すぎ。

でも寒すぎて寝れずにいたし、一刻も早く降りたかったので、そんなことはどうでもよいのです。

 

 

バスが着いたのはメクネス駅の目の前。

spratour社の発着、窓口は駅前にある、というのが特徴です。

バスを降りれたのは嬉しいけど、いくらなんでも2時半は早すぎる。

 

でもこんな時間ですが、メクネスの駅は明々と電気が灯っていました。

駅は意外ときれいで、新しかったです。

大きな電光掲示板があって、それを見ると、次の電車は3時半くらいでした。マラケシュ行でした。

到着する電車があるのか、駅構内には数人が椅子に座っていました。
こんな時間に。

 

自動の切符販売機があったので、
それを適当にいじって、タンジェへ向かう電車の時間を調べたり、金額を調べたりしました。

時間を見たら、なんか朝5時発っぽいです。

料金はよく覚えてないけど、100ディルハム以上?思ったよりも安くなかった。

 

 

最初は、タンジェまで列車で行こうと思ってたので(列車乗ってみたかった)
時間まで待とうとおもってたんですが、やめました。

 

もう耐えられない。

寒い。

どこか暖かい場所に行きたい。

 

駅は外の空気を遮る場所がなくて、
吹きさらしの駅構内にはイスしかない。
しかも満席。

15分だけ、悩んで、バスターミナルに向かうことにしました。

モロッコはバスが発達してるから、バスターミナルの方がもうちょっと充実してるに違いない。

と思って。

 

 

駅を出て、目の前に止まってた唯一のタクシーに向かいました。

英語が通じなかったけど、バスターミナルに行きたいことは察してくれました。

タクシーに乗り込み、何度も「行先はタンジェだよね!?」と確認されたので
行先によってバスターミナルが違うのかもしれません。

 

タクシーに乗ること約10分でしょうか。

街灯の少ない大きな通りを結構走っていたと思います。

 

夜中3時なのに、それなりに賑わってる大きな建物、バスターミナルに到着。

 

タクシーのうんちゃんが荷物を持ってくれて、中まで案内してくれました。

そして中にいるうんちゃんに私がタンジェに行きたいことを伝えてくれました。

モロッコ語かなんかで何かを一生懸命に説明してくれました。

たぶん、タンジェ行きだよね?この時間なんだけどいい?値段はいくらだよ?

みたいな、確認を何度もされたような気がします。

よく分からなかったので、「タンジェ、タンジェ、うん、うん」と繰りかえし返事しておきました。

 

 

経験上、色んな行き違いはあるかもしれないけど、
とりあえず目的地が合っていれば、旅はなんとかなるんですよ。

 

 

メクネス発タンジェ行き、片道60ディルハム(約760円)。安。

荷物代はなぜか取られませんでした。含まれてたかな。

 

たくさん並んでいる大型バスの一つに案内されて、乗り込みました。

中で寝ている人があちこちにいます。

 

しばらく中で座ってたんですが、
まだまだ出発する気配はないので、一度バスを降りました。

近くにいたスタッフらしき人に、出発時間を確認したけど、通じなかったので
さっき聞いた感じ、5時出発だと判断して、中にあるカフェに行くことにしました。

さっき、手を広げて念を押してたから、5って意味っしょ。きっと。

 

 

そのバスターミナルは結構広くて、売店が2つくらいあったし、
Wifiの使えるカフェも併設されていました。

軽くご飯とお茶を頂いて寛いでいました。

しばらくして、バスに戻ると、人が増えていました。

そして4時45分、バス出発。

 

隣に、男の子が座ってきました。

少し落ち着きがないんだけど、
私が暇つぶしにゲームをしてたiPadに興味津々です。

自分もやりたくて、私から取ろうとします。

親がやめなさいって何度も子供たしなめるので、
私は別に全然平気だったけど、iPadをしまいました。

男の子が泣きそうな目で私に訴えかけてきました。

ごめんね。
あなたの親の教育に私は従うよ。

 

 

まだ全然くらいうちに出発したバスは、けっこう頻繁にあちこちで停車して、
人を降ろしては乗せ、を繰り返し、一路北を目指して進みます。

 

 

走ること約7時間でしょうか。

少し見慣れたことがあるような場所に到着。

再びのタンジェ、到着です。

今回はバスターミナルの中にバスが到着したので楽ちんでした。

 

 

時刻はまだ朝10時。

よし。
この調子なら海を渡って、今日中にスペインに帰れそうです。

 

 

ちょっと、お腹すきすぎて死んじゃいそうだけど、
とりあえず一刻も早く港の方に行くのを優先して(フェリーの時間もあるからね)
タンジェメッド行きのバスを捜し歩きます。

※タンジェの港に関してこちらの記事で詳しく説明しています。

 

 

たしか、港から乗ってきたバスはsupratour社だったので、
そこの窓口を見つけて、タンジェメッド行きのバスに乗りたいと言いました。

窓口にいたおじさんは、
バスターミナルの外に出て、バス停に行けばバスが来るよ、と言いました。

わざわざ外に出てくれて、バス停が見える所まで連れてきてくれました。

ありがとう。

 

 

大きな通りを渡って、そのバス停まで行きました。

人が何人かいます。

大きなスーツケースを持った人たちもいたので、きっとこの人たちも港に行くんでしょうね。

バス停に着くやいなや、一人の男性が話しかけてきました。

 

「君はタンジェメッドに行くのかい?」

「はいそうです。ここでバスを待っています」と答えると

「この人たちもそこに行くんだけど、タクシーをシェアしないか?」と誘われました。

「一人いくらですか?」と聞くと

「一人25ディルハムだよ」と言います。

25ディルハム(約320円)なら最初に乗ったバスの値段と一緒です。

別にタクシーでもいっか、と思ってでも少し考えていたら、
そのスーツケースを持った女性が、
「なかなか人が集まらないのよ。一緒に行きましょう」と
懇願するように言ってきたので、話に乗ることにしました。

 

何台か止まってるタクシーのうちの一つに乗り込みます。

今既に4人集まっています。

でもあと1人は捕まえないといけないんだそうです。

集まるまでしばし待機。

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ちなみにさっき声をかけてきた男性が乗客を集めてるみたいです。

そういう仕事なんでしょうか。

色んな仕事があるんですね。

 

 

ようやく男性が1人つかまり、5人を乗せてタクシーは出発しました。

1台に6人乗るのはかなりきついですね。

助手席に2人乗るのはつらいです。

 

 

きつきつのタクシーは走る事約30分。

タンジェメッドに到着しました。

白い建物があるあそこです。

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私は往復のチケットを持っていたので、窓口の一つにそれを提示して、
搭乗券(Boarding Pass)をもらいました。

13時出発のフェリーに乗ります。

 

2階のカフェで腹ごしらえ。

出発30分前に荷物チェックを受け、
シャトルバスに乗って、フェリー乗り場に向かいました。

 

10分ぐらい乗って、フェリー乗り場到着。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

うはー。

あっという間。

 

砂漠から弾丸で港まで来ました。

そして、モロッコを後にしようとしています。

 

あまりモロッコを周れなかったけど、
憧れの青い街シャウエンとサハラ砂漠を堪能できて幸せです。

また来たいモロッコ。

さよならモロッコ。

 

つづく。

 

 

モロッコ編以上にて終了です。

次回からはまたヨーロッパ編に戻ります。

 

今日も読んでくれてありがとうございます。

あなたにも世界をお届けできていたら嬉しいです。

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