世界はゆっくりと温まっていきました。【砂漠ツアー後編】

【194日目】
モロッコ・西サハラ砂漠

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12月15日

 

しんと静まり返った暗闇の中で、落ちるように眠った夜。

 

ピピピっと鳴る甲高いデジタル音で目を覚ましました。

自分がどこにいるのか、一瞬頭が混乱する。

見慣れない天井、重たく覆いかぶさる毛布、顔に当たるひんやりとした空気。

音の鳴る方を見ると、手首からはずした腕時計の液晶がほんのりと明るく輝いていました。

 

時刻は、夜中0時。

 

そういば、 星を見るために、目覚まし時計をセットしたんだった。

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寝ようとテントに入ったのは20時前。

 

星・・・・ほし。

星が、見たい。

でも眠い。

・・・・・寒くて布団から出たくない・・・

 

出れない。

 

そして、寝ました。

 

 

笑。

 

 

 

そして再びを目覚ましました。

目覚まし時計で、ではなくて、自然に目を覚ましました。

時計を見ると、早朝4時でした。

同じように寒くてふとんから出たくはなかったけど、
ここまで来て、ここで星空を仰がないのは、これから人生かけて後悔すると思ったので
気合で、布団から出ました。

 

意を決してテントの外に出る。

おもいっきりやってくる冷気を覚悟してたんですが、
あれ、思ったほど寒くないぞ、というのが正直な感想。

むしろ、テントの中の方が寒かったような・・・

 

 

そして、期待を込めて空を仰ぐ。

 

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まず、いいですか。

 

いち、思った程星が多くなかった。

(多かったのは多かったけど、期待しすぎた)

に、月が出てないのに、やたら明るい。

 

前回の記事で、砂丘の頂から砂漠が終わる所に、村が見えていたのを覚えてますでしょうか。

あそこの方角辺りは、やっぱり星が見えにくかったです。

肉眼で見る分にはあまり分からないけど、カメラでその方角を撮影すると、
人工の光らしい、オレンジ色になってしまうのでした。

 

上にある写真は、苦心の末、やっと撮れた1枚です。

 

この時、旅の相棒であるマイカメラちゃんの限界を感じたことも思い出深いことでした。

今まで、この子のスペックに対して正直物足りないところはあったけど、
そこまで不満を抱かずに付き合ってきました。

でも今回、星を撮ろうと色々と頑張ってみたところ、
もちろん私の腕のなさのせいでうまく撮れない部分もあるんだけど、
どうやら、この子の限界を見ちゃったんですね。

腕を伸ばしても届かない所にあるものを、腕を伸ばして取れ、
って言ってるような、無理をさせてることに気付いたんです。

具体的に言うと、感度(ISO)が低すぎたんですね。

感度が低すぎて、とてもじゃないけど、星を満足に撮るなんて無理だったんです。

はっきり言うと、マイカメラちゃんの最高感度はなんと驚愕の1600です。

今どき、その辺のコンデジでさえ、5000、6000はいってる時代に、一眼にして1600です。

泣きたくなりました。

 

つまり、何が言いたいかって言うと、新しいカメラが欲しい。

 

 

どうにかして、輝く星空を撮ろうと色々と悪戦苦闘していたら、
東の空が徐々に明るくなってきてしまいました。

 

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夜明けの青。

 

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テントから東を見ると、大きな砂丘が視界を遮るので、
東に向かって、とりあえず進んでいきました。

 

 

夢中になってシャッターを押す私の背後で、
「Goodmorning」と声をかけられて振り返ると、眠い目をこすったマークがいました。

 

ここじゃ、朝日があまり見えないね、ってことで
もっと先に進むことにしました。

 

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目の前の少し高くなってる砂丘の上を目指して上がります。

 

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まだだね、もうちょっとだけ行ってみようか。

 

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早朝の砂は、露を含んでいるから、踏んでも沈まず、固い大地を歩いているようでした。

 

砂丘を越ても、次の砂丘が広がるばかりです。

 

もうここでいっか、と言って2人で昇る朝日を眺めていました。

 

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そういえば、夜中に星を見ようって言ってたけど、私起きれなかったんだごめん、
とマークに言ったら、
あ、良かった!僕も起きれなかったんだよ、と笑って言われました。

なんだ、やっぱりか。笑

 

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朝日が顔を出して、世界はゆっくりと温まっていきました。

 

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テントの方に戻ると、草むらの中にまつげ(私のラクダ)が座っているのを見つけました。

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私、まだ暗い時にこの辺を通ったけど、全然気付かなかったな。こわ。笑

 

そして起きだしていたハッサン(ガイド)が私たちを迎えてくれました。

 

さっそく朝食。

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いつものパンと、色んな種類のジャム、バター、卵。

洋風ですね。

そういえば、このオレンジジュースがびっくりするくらい美味しかった。

そういえば、モロッコのオレンジジュースめっちゃ美味しいんです。

生絞りなのかな?濃厚ジューシーです。

 

 

朝食を食べて、ハッサンの片づけが終わったら、早速、村に向けて発ちます。

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あぁ、さようなら、我らの拠点。

なんか、あっという間だったな。

 

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来るときに歩いた道のり、再び徒歩にて進みます。

 

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この辺りは、勾配がきつい所があるので、ラクダさんのために、歩くんですね。

 

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チャイ(マークのラクダ)、なんだかまだ眠そう。

 

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陽の光が当たる方向によって、砂の色が違って見えます。

順光だと赤くっぽく、逆行だと白っぽく見えるんですね。

 

 

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ラクダの糞が一面に広がる場所にたどり着き、ここからラクダに乗って先に進みます。

 

 

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そうえいば、皆様お気づきかもしれませんが、
砂漠の中で、足跡やタイヤの跡を見ない場所はありませんでした。

 

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実際に、私たちががラクダに乗っている間も、
遠くの方でバギーに乗った人が横切っていくのを見たりもしました。

今の時代、もうラクダを移動手段として使ってはいないのかな。

車という便利なものが台頭してきているんでかね。

 

他の砂漠の街は分かりませんが、
少なくともここでは、ラクダはツーリスト用にしか使われていないように思いました。

 

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一度砂漠についた足跡やタイヤの跡は、
砂嵐とかが起きて、大きくならさないと消えないかもしれないですね。

やっぱり少し残念です。

 

タイヤの跡が集まるように少しずつ増えてきました。

 

砂の大地が終わって、再び固い地面の上に戻りました。

この時のラクダの乗り心地、最悪でした。

 

ラクダに乗ったことのある人が口をそろえて言うのが、

「ラクダの乗り心地、最悪」

なんですけど、私は、正直そうでもなかったんですよね。

 

そりゃー乗り心地がいいかと言われたら、ちょっとそれは違いますが、
私は馬にも乗った経験がありますが、
正直、馬よりは全然乗り心地が良かったです。

でも、柔らかい砂の上を歩いてる時のラクダは全然平気でしたが、
固い地面の上を歩くと、前後にかなり揺れて、もう最悪でした。

砂漠の上では、いくらでも乗れると思ったラクダですが、
地面の上では、もう一刻早くも降りたいと思いました。

 

そしてホテル前まで到着。

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あーあ、終わってしまった。

憧れの場所、砂漠の世界への旅。

 

完結。

 

 

あ、でも旅は続きます。

 

次回もお楽しみに。

 

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ありがとうございます 

 

 

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