【イタリア/ピエンツァ】絵画のような絶景の中を散歩した。

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■絶景へと続く道を探し求めて

本数の少ないバスを待っていたせいで
ピエンツァに到着した時は既に14時過ぎ。

帰りのバスの時刻をチェックする。

14:58、15:20、16:45・・・

ローマに戻る時間のことを考えると、16時前には出たい所。
ということは、あと1時間と少ししか時間がない。

ピエンツァでも急ぎ足の街歩き。

でも何よりもまず、
街を降りてあの広がる丘陵地に降り立ちたい。

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ていうかどうやったら下に行けるんだろう・・・?

 

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旧市街の中に入る。

左の方に進んでいくと、旧市街の端っこに出るんだけど、
そこから塀になっていて、先に行けない。

塀沿いに何とか進んでいくと、
旧市街の出入り口のような門らしきものくぐって
国道のような道に出る。

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この道路を、門を出て左側に進んでみる。
下り道にはなっているんだけど、
そのずっと先を見ると国道がずっと続いていて
違うような気がする・・・

来た道を戻って、明らかに人家なんだけど、
ここから下っていけないか試してみる。

行き止まり。逆戻り。

 

ちなみにこの道路と、
丘陵地の間に立ちふさがるのはこの景色です。

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もうこれだけでも絶景なんだけどね・・・違うんだよ。

なだらかな傾斜の上に走る1本の細い畦道。
そして所々に立つ糸杉。

この景色が見たいのさ。

しかも、このオリーブ畑は個人所有っぽくって、入っていけないのです。

 

国道に戻って、下に降りれる道を模索する。

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こんな道を見つけて進んだけど、
こちらも藪に突き当り、行き止まり。逆戻り。

 

もう一度国道に戻って、ひたすら先に進む。

歩道がないから、車が来るとちょっと危ない。

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タイムリミットであるバスの時間を気にしながら
競歩並みに早足で歩く私。

いやもうむしろ走る勢い。
でも走ってはいない。

 

はやる気持ちに全身が熱くなってきた頃

とうとうこの道を見つけました。

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続いてそう。

めっちゃ続いてそう。

道の先に見えるもの。あの丘陵地帯。

 

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こんな木のトンネルをくぐりながらひたすら進む。

いい感じに下り坂です。
下りてます。下りてます。

 

途中でオリーブの実を採取してるおじさんたちに出会いました。

ああ。
のどかだわ。

 

 

そして。

 

 

そして、私の目の前に広がった風景。

 

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■私、旅に出て良かった。

 

キターーーーーーーーー(・∀・)!!!

 

と心の中で大ジャンプした後、
喜びを抑えきれず実際に両手を高く突き上げる私。

 

そして改めて、
夢にまで見た、その壮大な景色に、
しばし、言葉と、時を忘れて、見惚れる。

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さぁ、散歩の時間だ。

 

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なだらかな傾斜に伸びる1本の畦道。

そして所々に立つ糸杉。

 

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左右を見渡して見ると

どこまでも、どこまでも、広がる丘陵地。

 

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絵画のような美しい景色の中に

私は、います。

 

 

時を忘れて

このまま進み続けられたらなぁ・・・

 

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後ろを振り返る。

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ピエンツァの街があんな遠くに。

 

時間。

時間、本気で忘れてた。

 

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バスの時間まであと10分しかなかった。

10分で戻るのは到底むりだった。

 

 

西陽の射す中、

この穏やかで、牧歌的な時間を堪能しました。

 

周りには人影が一切なく、

弱く、時に強く、吹く風が鳴らす、葉擦れの音が静かに響く。

本当に絵画の中にまぎれこんだかのよう。

 

 

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旅は、どちらかと言えば、辛い事や大変なことが多いと思う。

 

特に一人旅は、その日寝る場所、その日食べるもの、
その日すること、しなきゃいけないこと、したいこと
全てを自分一人でこなさなきゃいけなくて、
お金の心配をしたり、身の安全を考えたり、
いつもどこでも警戒心をとくことができなくて、
せっかくの出会いにも常に「疑心暗鬼」から入らなきゃいけない。

食べたいものや買いたいものを我慢したり、
一人でいることが寂しくしょうがなくなったり、
今まで、なんでこんな想いしなきゃいけないのか、
考えたことなんて何度もあったりした。

 

旅の方向性を何度も見失ってきたけど、
もうこのまま日本に帰ってしまいたいと思ったこともあったけど、

 

それでも、私、旅に出て良かった。

 

旅に出て、良かったと、心から思う。

 

苦労や、悩みや、悲しみ、全てが一気に吹き飛ぶ瞬間。

 

旅に求めるものは、人によって違うけど、
私は、こんな景色に出会えた時に、旅に出て良かったと思います。

幸せだなーと、思います。

 

地球は広くて、世界は多様で、自然はこんなにも壮大で。

 

あぁ。旅って素晴らしい。

 

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なんて、ちょっぴりしんみりしながら

トスカーナの風に吹かれて、時は過ぎるのでした。

 

ゆっくりと、来た道を戻ります。

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陽に照らされたオリーブの木って、シルバー色に見えるのね。
ちょっとした発見。

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■モンテプルチアーノとピエンツァを結ぶ道もまた絶景かな

 

もう陽が暮れかかっている中、
再びバスに乗り、モンテプルチアーノに戻る。

この2つの街を結ぶ道は、絶景のオルチャ渓谷を進むので、
この20分の乗車時間はまさに絶景ツアー。

この区間のバスに乗るために来てもいいくらいの、
素敵すぎる景色をこの車窓から眺めることができます。

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モンテプルチアーノに着いた時は、もう既に真っ暗。

また1時間かけてChiusi駅に戻り、
ローマ行きの列車を待ち、帰りの途につきます。

 

ローマに到着し、宿に戻ったのは22時前。

 

遅くなっちゃったけど、移動が長くて大変だったけど

あの、どこまでも広がる、
広大なトスカーナの地がまぶたに焼き付いて、
なんだかまだ心がふわふわする。

 

今日は素敵な1日だった。

お疲れさま私、お休みなさい。

 

 

 

今日も読んでいただいてありがとうございます。

 

トスカーナ編、
もう既に1ヶ月近く前になっちゃったけど、
早く記事が書きたくてしょうがなかったな。笑

やっと皆さんにお届けできて嬉しいです。

いま一度、読んでいただいてありがとうございます。

 

では次回、さらにイタリアを南下し、ナポリに向かった話をお届けいたします。
お楽しみに。

 

 

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ありがとうございます。

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前に来た時と少しずつ何かが違っていて、
街の変化なのか、はたまた私の心の変化なのか、
その違いを見つけるのが楽しいです。
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