【バーリ】フェリーチケットを買うまで。6時間も費やすことになったその理由。

【161日目~】
イタリア・バーリ(Bari)→モンテネグロ・バール(Bar)

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11月12日13日

 

■バーリ市内から港への行き方

バーリ駅正面出口から左方向にバス停があります。

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港へ向かうバスは「20」「20/」表示のバス(帰りも同様)。
バス賃、片道1ユーロ(約140円)

バスの切符は左側の建物の中で買えます。

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*バスの運転手から切符を買うこともできます。

駅から港に向かうバスは30分に1本のペースで走っています。

■フェリーチケットを買うまでのごたごた

ホストの家を出て、徒歩10分で駅に到着。

切符を買ったはいいものの、港行きのバスがどれなのか分からず、
切符売場のお姉さんに聞くんだけど、
英語が通じなくて私が言おうとしてることを分かってもらえない。

「バス停はあそこよ」と既に知ってることを繰り返すばかり。

 

ふらふらしていると、私のことをずっと見てくるおじさんがいたので聞いてみることにしました。

*見て来る人は、大抵親切な人が多い。こっちが尋ねてくるのを待っている人(ジーナリン談)。

 

でも案の定、このおじさんも英語が通じない。
でも私がどこに行きたいのかは察したよう。

手振りで「バスが来たら教えてあげるから私のそばで待ってなさい」
というようなことを言ってくれます。

なかなかバスが来なくて、おじさんが気遣って、コーヒー飲むか?と言ってくれたり、
こっちの方が風が来なくて暖かいよと自分の場所を譲ってくれたり、
こんな小さな親切の一つ一つが胸にきて、外は寒いけど心は温かくなりました。

こんな小さな親切も旅では数知れず受けています。

 

さっきバスが出発したばかりだったのか
ちょうど30分待ってバス到着。バスに乗り込み、港へ。

 

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バスの最終地点は、港の奥の奥です。

そこから降りると、その手前に大きな建物があって、とりあえず入ってみます。

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今ちょうどフェリーが到着したばかりのようで中は人でごった返していました。

 

入って右側にあるインフォメーションに向かいます。

「すみません、フェリーのチケットはどこで買えますか?」

「え、どこ行き?」

「・・・ドブロブニクに行きたいです」

 

ここバーリから、クロアチアのドブロブニクに向かう予定でした。
でも前に少し調べてみるとどうやら冬期はフェリーが運航していないらしいという情報も。
でもそれを知った時はもうバーリに着いちゃったし、
ここからフェリーに乗って移動するしかないので一か八か当たって砕けることにしました。

 

「ドブロブニク!?とにかくここじゃ買えないから、「マリサベッラ(Marisabella)」っていう所に行って!」

ちょっと半ギレのおばちゃん。
なんでそんなに機嫌悪いの・・・と思いながら尚も聞く。

ていうか、ドブロブニク行きのフェリーあるんだ!やったー!

「そこはどこですか?どうやって行けますか?」
「こっから出て左、バス停があって無料シャトルバスが出てるからそれに乗りなさい」

 

何故か少し半ギレのおばちゃにお礼を言って、言われた通りに進む。
でもバス停らしきものはない。

途中で交通整備士の人に声をかけられたので、「マリサベッラ」っていう所に行きたいと言うと、
「こっちじゃないよ、反対側。あっちにバス停があるから」と言われます。

 

お、おばちゃん・・・(;´Д`)
い、いや私が聞き間違えたのかも・・・?

 

そしてバス停に着くんだけど、冷たい風が吹きすさんで寒いので、
近くにあったカフェテリアで待つことにしました。

しかし、待てども待てども、バスはやってこない。

 

30分待って、やっとバスが来たかと思ったら、それは市内行きのバス。

そして待つこと1時間・・・

 

もう無理。もうこれ以上は待てない。

 

本当にあるの!?無料シャトルバス!!??
もういい!歩いて行こう!!

 

時間を無駄に浪費してることにイライラして(まぁ別に予定もないんだけど)
一人憤りにながら進み始めました。

 

途中で、さっき話しかけてくれた整備士が「あれ、バス来ないの?」って話しかけてきます。
私はかなりイライラしながら、
「1時間も待ってるのに、全然来ないよバス!本当にあるの!?それ!!」と機嫌悪くつっかかります。

「あるよーバス、ちょっとついておいで」と言うので、ついていくと
バスとは別に、無料シャトルミニバンがあるようで、それで乗って行けと言います。

ミニバンの運転手を探し出して、私を送っていくようにお願いしてくれるんだけど、
その運転手は(こいつ一人のために!?嫌だね)とめんどくさそうな顔しながら
「無料バスがあるんだから、それで行きなさい」と言います。

整備士は申し訳なさそうに「バスはちゃんと来るから待っててね」と言うんだけど、
もうなんか色んなことにイライラしちゃって、
その整備士を無視して、再び歩きはじめました。

 

5分くらい歩いて、また違う交通整備士に「どこに行くの?」と呼び止められました。

「マリサベッラに行く。歩いて」と言うと、びっくりした顔をして、
「歩いていくのは遠いよ!歩いては行けないんだ!無料のバスがあるからそれに乗りなさい」

 

無料バス!無料バス!!無料バス!!!

それを待って1時間以上も無駄に過ごしてるっつーの!!!

 

「1時間以上も待ってるのにバスなんて全然来ないよ!1時間も待ってるのに!!」

怒り心頭の私に、それでもさとすかのように、あやすかのように
「いいからバスに乗りなさい。いい?あっちに進めばバスが来るから、ね?あっちだよ!」

 

はいはいと言いながら、それでも私は歩いて向かうつもりでした。

もうバスになんて待ってられるか。もはや意味の分からない意地を張っています。

 

 

それからしばらく歩くと、もう一つのフェリーターミナルのような所に着きました。

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近くの人に「ここはマリサベッラですか?」と聞くと、違うらしい。

「ここから無料バスが出てるからそれに乗りなさい」とまたしても言われる。

 

なんなの!?みんなどれだけ無料バス推しなの!?

 

もはや「無料バス」という言葉にすらイライラし出す私。

無料バスになんて乗るものかと再決断して外に出ると、
なんとちょうど黄色い車体の「Free bus」と書かれたバスが目の前に!!

 

お前かぁー!無料シャトルバス!

 

ふん!乗らないもんね!歩いていくもんね!

 

鼻息荒くバスの前を通り過ぎると、バスの運転手が出てきて
「マリサベッラに行くんでしょ?乗って行きなさい」とわざわざ言いにきました。

 

え・・・・・ざわざ言いに来るなんて反則じゃん。
そんなんされたら、もう乗るしかないじゃん・・・・(-_-;)

 

きっと途中の整備士たちが運転手さんに言ったんだ・・・
断固として歩くつもりだったのに・・・

 

 

そして結局バスに乗車。

 

バスにしばらく揺られて、ようやくマリサベッラに到着。

 

まぁ、結論としては、「歩いて向かってはいけません」ってことかな。

 

歩けないわこれ。
遠いし、歩道がない。歩くもんじゃなかったこれ。

 

強い信念も大事だけど、
時には曲げることも大事なんだなと学んだ瞬間です。

 

 

さて、とうとうマリサベッラ到着。

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部屋を出てから実に、3時間半が経過しています。

 

窓口がずらっと並んでいるけど、空いている窓口はわずか。
とりあえず空いてる窓口に向かう。

 

「ドブロブニク行きのフェリーチケットを買いたいんですけど」

「ドブロブニク行きのフェリーは今は出てないわよ」という衝撃のお言葉。

 

いや、まぁ分かってたっちゃ分かってたような・・・
ていうか、あのインフォメーションのおばちゃん、また適当なこと言って・・・

 

「じゃあ、バーリからどこに行くフェリーなら出てますか?」

「ドブロブニクに行きたいなら、一番近いのはモンテネグロのバールね。あとはギリシア行きのフェリーもいくつかあるわよ」

 

 

んー・・・どうしよ・・・
もともとドブロブニクに行きたかったし、一番近いバールに行くか、
この際、せっかくだからギリシアに行っちゃおうか・・・?

 

 

悶々と考えていると、「どっちにしてもここじゃチケットは買えないからね」とまたしても衝撃のお言葉。

 

はいぃ!?

ここに来るまで3時間半もかかってきたのに、ここでは買えないだと!?

じゃーどこなら買えるのさ!?

 

モルフィマレ(morfimare)っていう窓口があるから、そっちに行きなさい」

「それはどこにあるんですか?」

「あっちの港の近くにあるわよ」
と指差したのは、私がここに来るまでにぐだぐだしてたあの港。

 

・・・うそでしょ・・・なんなのこれ。

 

 

「あっちの人には、こっちに行けば買えるって言われたんだけど!?」

ちょっとキレ気味に反論する。

 

「こっちに窓口はあるけど開くのは17時からなの。それまで待つならいいけど、この窓口に行けば今買えるわよ」

 

・・・・・・・・・・。

「・・・分かりました」

 

意気消沈して、再び無料シャトルバスを待つ。

 

なんなの・・・この統率の取れてなさ・・・

 

ドブロブニク行きのフェリーあるって言ったり、ないって言ったり。
あっちで買えるって言ったり、こっちじゃ買えないわよって言ったり。

みんな自分の仕事こなせばそれでいいんですか。
少しは情報共有し合いましょうよ。

 

心身ともにすっかり疲弊しきった私は、
バスを待つ間、目頭が熱くなってくるのを止められませんでした。

 

 

20分後にやってきた無料バスに乗り込んで再びあっち側へ。
(無料シャトルバスは、本来20分おきに来るらしい)

 

マリサベッラのお姉さんが言ってくれた窓口が見つからなかったので
再びあのインフォメーションのおばちゃんの元に向かう。

 

「この窓口を探してるんだけど、どこにありますか?」

「えっ?・・・ちょっと知らないわね・・・」

 

(はぁ~?情報を扱う仕事してるんでしょ!?あんた!!)

 

「ここでフェリーのチケットが買えるって言われたんですけど」

「だから、フェリーのチケットはマリサベッラで買うのよ!ここでは買えないのよ!」

と知ったかぶりしてくる。

 

まじでなんなのこのおばはん。
私、キレそう。

 

「あっちに行ってきたの!1時間もバスを待ってあっちに行ってきたの!そしたらあっちの人に今は買えないから、ここに行きなさいって言われたの!あなた、あっちでチケット買えるって言うけど、今その窓口は閉まってるって知ってますか!?大体、今ドブロブニク行きのフェリーはないって言われたんだけど!あなたそれも知ってますか!?」

 

「・・・・・・・・・・。とにかくここじゃチケットは買えないから・・・・・(-`ω-)」

 

( ゚Д゚)

 

マジで!マジで!!このおばはんーーー!!!
仕事しなさすぎにもほどがあるでしょうが!!??
色々知らなさすぎ!!!
インフォメーションセンターの仕事は、地図を配ることだけじゃないはずでしょ!!??

「フェリーのチケットはマリサベッラで買え」
これしか言えないのか!おばはん!!

 

 

無言でおばはんを一睨みして、無言でその場を立ち去る。

あっちにしたら、態度の悪いツーリストに映ったかもしれないけど、
こっちにしたら、あんたでイタリアの印象が悪くなったんだからね!

インフォメーションなんて、国の代表のようなもんよ!まじで自覚してほしいわ!

 

 

またしてもイライラしてきた私。

あぁー今日は感情が忙しい・・・・

 

 

結局、整備士に聞いて、この窓口に辿りつきました。

そこは港の敷地を出た、すぐ正面あたりにありました。

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そして、私の「チケットを買うまでのごたごた」は終わりません。

 

その窓口、ていうかツアー会社のようなものにたどり着くと、なんと。

 

 

「Closed」

 

 

ちょっと・・・勘弁してよ・・・

 

・・・・・・。

どうすんの、これ。

 

灯りの灯っていない店内をぼーっと見続けること、約5分。

 

・・・・・・・・・・。

 

まじで、どーすんの、これ。

 

がっくりと肩を落として、しょぼしょぼ歩きはじめると、
そのツアー会社の隣にあるカフェテリアのおじさまに、

「あそこは今お昼休憩中なんだよ。16時になったら開くからもう1回来なさい」
と言われました。

 

おーー!まじですか!ありがとうございます!

 

ていうか、16時までお昼休憩ってどういうことなんですかね・・・?

 

16時まであと2時間と少し。

10時頃に出てから既に4時間経ってるのに、まだチケットも買えてない・・・
あぁ、チケットを買うだけで私の1日が終わってしまう・・・・

 

そんなわけで、あと2時間はバーリ旧市街を散歩することになります。
前回の記事ですね。

 

 

16時半頃に再び戻ってくると、今度はちゃんとあいてました。
良かった。

 

もう一度ダメもとで、
「ドブロブニク行きのフェリーチケットが欲しいです」と言ったみたけど、

「今はシーズンオフだからフェリーはないよ」と、案の定。

 

今年のドブロブニク行きのフェリーは10月末が最後だったらしいです。
つい、2週間前・・・・(T_T)ヒトアシオソカッタ。

 

そんな訳で、私が購入したフェリーの行先はバール(Bar)

次の国はまさかのモンテネグロです。

 

 

モンテネグロ。

人類の祖先のような名前ですね。

 

あ、ちがう?
なんかこんな感じのなかったっけ?笑

はい、バカ丸出しなのでこの辺で。

 

そして、今回の記事も、この辺で。

 

モンテネグロに渡った所まで書こうと思ってましたが、長くなったので次回に持ち越し。

 

1ヶ月近くあいてしまったブログとリアルタイムとの差。

その差を埋めるために頑張ろうと思ったりもしたものですが、
そうすると色んなものを欠かせてしまうような気がして、
それはなんか違うなぁーと思ったので、再び、スタイル変更します。

 

旅ってさ、観光名所に行った事とかが、本当のメインじゃないよね。

バスを待っている間に出会った、言葉の通じないおじさんとのほんわかした空気
給料泥棒のインフォメーションのおばちゃんとの冷たい闘い

こういうのが、本当の旅の醍醐味のような気がしてきたのです。
そして、そういうのを皆さんにお届けしたいなーと思ったのです。

 

この記事書いてて、思ったけど。

つい今、思ったんだけど。

 

だから、これから、おそらくもっと差が開いてくるかもしれないけど、ま、いいやってことで。

 

そんなわけで、長くなりましたが、まさかのモンテネグロ行きが決定するまでのいきさつでした。

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

次回、2週間旅したイタリアを脱出して、いよいよ東欧の旅のはじまりはじまりの話です。
お楽しみに。

 

 

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あの時の苦い思い出、払拭できますように。
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