悪徳ジャパレスとのその後の結末・・・。

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時給21ドルの甘い罠(もはや詐欺だろ)
の記事で書いたあの事件(?)の結末についてご報告します。

少し長くなりますが、お付き合いください。

 

 

↑の出来事を簡単におさらい。

 

私がボス(責任者)に退職する旨を申し出たところ、「求人募集には6ヶ月以上の勤務必須と明記していて契約書にも書かれているので、6ヶ月未満の早期退職の場合は契約違反になるため違約金の支払いが発生します。その額は給料総支給額の40%です。」という通告を受け、頭が真っ白になっていた所、同じタイミングで同じように退職願いを申し出た別のスタッフが、ぼったくりレベルの法外な金額を提示されたのを受け、「これ、おかしくね?」と猜疑心がムクムクと沸き上がり、闘うことを決意。

 

ここまでが既にお話している状況。

 

 

順を追って説明します。

 

 

あれはたしかそう、木曜日の話

 

ランチ業務の終了後、ボスに「話があります」と切り出し、約2週間後に退職したいという話をしました。その模様は、ご存知の通り。

 

40%の違約金の話に驚き、でもまぁたしかに自己都合で辞めるんだし、契約違反だと言われてしまえばその通りなので、色々と腑に落ちないことはあったけど、諦めた気持ちでこの事体を受け入れようとしていました。

 

その日のディナー業務の時、別のスタッフも退職したい旨をボスに申し出ていました。

その子は、話があると事前にボスに伝えていたそうで、私と同様違約金の話をされ、そして話の内容を察していたボスは事前に違約金の金額を計算し、その時に金額を提示してきたそうです。

 

仕事が終わった後、その子と連絡を取り合い、状況を整理しあいます。

急な話だったので私の方は具体的な金額はまだ分かりませんが、その子が提示された違約金はなんと2000ドルオーバー

日本円でいえばだいたい18万円です。

 

ちょっと、これはあまりにもブラックすぎて言葉を失いました。

 

その子は私よりも3ヶ月くらい長く働いていて、研修期間を終え既に正式採用をされています。

ちなみに研修期間中は時給が18ドルで、正式採用されると時給21ドルになります。

 

2000ドルの違約金の話を聞いて、それはいくらなんでもありえないだろ、と怒りが込み上げてきたのは言うまでもありません。

 

しかも、私は研修期間中の総支給額40%だったのに対し、この子には「研修期間中の給与総額」あるいは「正式採用後の給与40%」の2択で迫ってきたそうです。

 

いやいや。

おかしいだろ。

もうこの時点できな臭さが全面に出ています。

 

その子(分かりやすくこれからA子と呼びます)も、同様に契約書に書いてあるからと言われたそうですが、A子も私同様、全く身に覚えがありませんでした。

 

契約書は、サインをして会社に提出済みで手元に残っていません。
(控えがないというのもおかしな話だと思うけど)

ボスや上司には、「あまりちゃんと読んでなかったかも・・・」と言っていますが、実は私は契約書の写真を撮って保存してあります。

写真を探し出して、改めて隅々まで、翻訳機も交えながら読んでみましたが、やはり違約金云々の話など、どこにも記載がありませんでした

 

ただ、1つだけ気になる箇所があって、
「雇用契約を受諾し署名することにより、最低6ヶ月間雇用される(英文から翻訳)」という文言が太文字で強調して書かれていたんです。

この箇所をさして、「契約違反だろ。違反したので違約金を取る」と主張しているのではないかということ。

 

ただ、「総支給額の40%」というのはやはりどこにも記載がないから、この時点で、私とA子違約金の金額を少しでも減らしていこうという着地点で闘うことを決意していました。

私たちの心の中には、やはり6ヶ月以内で辞めることへの罪悪感もあったし、違約金を支払う義務自体については、ほとんど受け入れる形になっていたのです。

 

 

ここで、私とA子と一緒に闘ってくれる人がもう1人います。

私よりも2週間だけ長く勤めている、同じ職場のB子です。

B子には、ランチ業務終わりに話を聞いてもらったので、内容を全て知っています。

A子との間の話を伝えた所、B子が通っていた語学学校の先生たちに明日相談してくれるとのことで、力になってくれることになりました。

 

 

翌日、金曜日

 

B子が語学学校の先生たちに相談したところ、今回の件、やはりどう考えても違法だということでした。

先生たちから色々と具体的な対策の話を聞き、3人で今後の動きについて打ち合わせをしました。

 

一番最初に取った行動は、日本大使館に行くことでした。

ただ、週末に入るため、月曜日の朝一に行くことでまとまりました。

 

ちなみに、通常1週間分の給料が木曜か金曜日までには口座に振り込まれているはずなのですが、私とA子の給料が未だに振り込まれていませんでした

違約金の支払いは、こちらで現金を揃えて提出するのではなく、今後の給料から天引きしていく形を取るそうなので、どうやら先週分の給料からその天引きが始まっているのか、あるいはただ単に支払いをストップしているだけなのか、とにかく給料未払いが既に発生していました。
(B子の給料は通常通り入金済み)

 

 

週明け、月曜日

 

日本領事館のオープンに合わせて、3人で待ち合わせをして向かいます。

窓口で対応してくれたスタッフに、これまでの経緯を説明。

お店の名前と連絡先を伝え、私たちのパスポートのコピーを取りました。

そして窓口の人たちが言うには、とりあえず私たちの方で何か動くことはできないので、今回は報告を受けたということで終わりだそう。

フェアワークの連絡先と、相談できる弁護士の一覧を渡され、ここに相談してみてください、とのことでした。

そして、「フェアワークなどに相談する前に、職場のボスに『領事館に行って相談をしてきた、納得できないのでフェアワークに相談する』と伝えてみてください。大概のお店なら、事を大事にしたくないはずなので、おそらくそれで違約金の話はなくなるかもしれません」と言われました。

 

大使館を後にして、どうするか3人で話し合い、近くにあるフェアワークの事務所に行くことも考えましたが、3人とも英語が不慣れなこともあったので、大使館に紹介された翻訳サービスを活用することにしました。

 

131450」に電話をすると、私たちとフェアワークスタッフとの間に日本語を話せる通訳者が入り、通訳しながら相談できるというものです。

状況の説明をし、お店の名前や所在地などを伝えます。

 

そして、それだけでした。

大使館と同様、報告を受けただけで、それ以上具体的に動くことがやはりできないそうです(今の所は)。

 

私たちは、とりあえずもう一度ボスと話し合って、論点になっている契約書を見せてもらおう、ということで今日のところは解散しました。

 

この日は私はオフ、A子は出勤だったので、A子がもう一度ボスと話し合うことになりました。

 

(以下はA子の証言)

契約書を見せてほしい旨を伝えて出された契約書を見ると、40%返金の記載があったそうです。

A子は正式採用なので、仮契約(研修中)と本契約の2枚の契約書を提出していますが、仮契約書の方に40%の記載があったとのこと。

でもこの契約書はA子がサインしたものではなく、お店に置いてあった予備のもので、署名済みのものは事務所に保管しているので手元にはないとボスは言っています。
また、契約書を見せる際に、「これ古いやつかなー・・・?」と濁しながら見せてきたそうです。

 

そこで、A子は今回の違約金に納得ができないので(金額も金額だし)、大使館に相談をしたこと、そしてフェアワークに相談しに行くつもりだということを、ボスに言いました。

 

そして、そこで話が一転し、「考え直します」とボスが言ってきたらしいです。

 

話が一転した後のボスの言い分は以下の通り。

「あまり大事にしたくないので、とりあえず形として3週間分の給料を抑えます。もう一度違約金を計算し直し後日また案内しますが、それでも納得できなければお互いの負担にならないように納得できる所で折り合いましょう。ただひとつ、今まで最後まで飛ばずに(途中でバックレない)、逆に最後の週にすごい頑張って恩返しとして働いてくれた人には、給料満額お支払いしています。今回それをするかは分からないけど、それぐらい最後まで責任持って働いてほしいです。飛んだ人を何人も見ている中で、ちゃんと働いてきた人には、給与としてでなく気持ちとして自己判断で全額給与を振り込んでいます。」

そして、「他の人には言わなくていいから」と何度も釘を刺され、ボスとの話し合いは終わりました。

 

もうなんだか、色々とツッコミどころ満載で、なんじゃそりゃと、逆におかしくて笑ってしまうほどです。笑ってしまうほどのバカさ加減です。

今までは契約書だなんだと法的な匂いをぷんぷんさせていたのに、フェアワークの名前を出した途端、今度は人情路線に切り替えてきました。

 

 

翌日、火曜日

 

私は出勤日だったので、今一度ボスと話し合いをしました。

ちなみに、私とA子がグルで動いていることをボスは知りません。

 

まず、まだ出ていない違約金の金額がいくらになるのか、ということを口火に話が始まります。

以下、ボスがまくし立てるように一方的に話してきた内容です。
ボスが話している間、私は頷いたり、「はい」と返事したりすることしかできませんでした。

 

「担当の税理士に計算をしてもらった結果、違約金の総額は約524ドルになります(もっと細かい数字でしたがそれが書かれてた紙切れを読み上げ私には見せませんでした)。今回は研修期間中に辞めるということで40%の違約金の話をしています。分かると思うけど、慣れない人を研修して育て上げたり、また求人募集を出したりするには、お金も時間も労力もかかるわけです。だから研修期間を設けている。研修期間が終われば本採用に契約が更新されるわけだけど、その際役不足でこちらの方で更新しないという判断をする場合ももちろんあります。その場合は6ヶ月未満での退職だけどもちろん違約金の話はありません。これまで、色んな人を採用してきて多くの人が色んな理由を付けて6ヶ月未満で辞めていきました。誰それが亡くなって急遽日本に帰ります、なんて平気で嘘を言う人がたくさんいる中で、あなたは「寒いから」というバカ正直な理由で退職の申し出をしてきました。こちらにも良心があるので、今回は自己退職ではなく会社側からのクビということにして違約金40%は課しません。給料全額お支払いします。代わりにリファレンスはできないことと、期間いっぱい責任もって働くことが条件です。」

 

これまたツッコミどころ満載で、「お、その流れで持ってきたかぁー」と内心では笑いが込み上げてくるのを必死に抑えていました。とんだ道化ぶりですよ。

私とA子がグルだということは知らないと思うのですが、同じスタッフ同士なわけなので、しかも同じタイミングで辞めるとなれば、私とA子が繋がっていると思っていてもおかしくありません。

昨日、A子が大使館に相談しフェアワークをちらつかせていたのが間違いなく効いています。

 

本当はこの時、私が提出した契約書を見せてもらうつもりでした。

それをきちんと確認してから、この後の出方をまた3人で話し合う予定だったのです。

 

今回のことで、結局私の場合は、違約金支払いがなくなり、給与全額もらえ、予定通り無事に退職をすることできるようになりました

 

色々と思うことはあり、お店側のやり方が卑怯で汚いことに変わりはなく、本当は今後も同じような被害者が出ないよう、お店を訴え白日の下にさらす気満々でしたが、実際に具体的な策を講じようとした時、私たちの選択肢として残っていたのは「弁護士に相談」と「警察に届け出る」の2つでした。

B子が、オーストラリアにある日本人がいる弁護士事務所に相談してみた所、既に給与の未払いが実際に発生しているので、通知を出して戦うことができるし、裁判になれば間違いなく勝てるでしょう、という話を受けています。

ただし、もちろんですが弁護士を動かすにはお金がかかります。

簡単には打てない手です。

 

そして最終手段として、警察に被害届を出すこと。

これはおそらく、時間や労力がかなりかかります。

私とA子はまもなくメルボルンを出てしまうので、時間がかかるこの2つのやりかたは正直私たちには得策ではありませんでした。

 

そもそも、私とA子は違約金の支払いを免れ、働いた分の給料がちゃんと全額もらえれば私たちの勝ちということで満足であることに変わりありません。

 

今回、目指していた一番ベストな形で、私の場合は決着がついたので、私はこれ以上闘いようがなくなりました。

あとはA子も同じように着地ができればいいのですが、この流れで行くとおそらく何か美談のような話をでっちあげて、A子も違約金を免れるような気がしています。

 

そしてちなみに、B子も1週間ちがいで退職をもくろんでいます。

今回の騒動を受けて、違約金ナシで退職できるか様子をみている状況です。

 

 

そして、2日後の木曜日

 

B子が自分のサインが入った契約書のコピーが欲しいと伝え、この日それをボスから受け取りました。

契約書に違約金の記載は、もちろんありません

「契約書に書いてある」というのは違約金ではなく「6ヶ月間の雇用」の部分だと主張しています。

ただ法律上バックレた人にまで給料支払う筋合いはないから、バックレた人が「未払いがある!」と言ってきたりすることがないように、うんたらかんたら。

つまり、実際バックレたりせずに最後まで働いてくれた人には違約金は取ってないですよ

とのこと。

 

なんか、もう、笑うしかないですよね。ていうか、笑かそうとしてますよね?笑

もう何度目かわからないけど、なんじゃそりゃ、ですよ。

 

A子に提示した違約金はなんなの?
フェアワークの話をしたら手のひらを返したけど、そうじゃなければ違約金そのまま押し通そうとしたよね?
そして、A子に見せたあの契約書は??

私に話したクビ宣告の件は結局なに?

 

3人ともに言ってることがバラバラで矛盾してるのは、誰が聞いても分かります。

 

 

そしてその際に、B子も退職の申し出をし、違約金なしで無事に辞められることになりました。

いや、良かったんだけども。今までの人情作戦とか良心話は、いったいどこに?笑

 

そして明らかに、スタッフのメンバーを一掃しようとしている魂胆が見え見えです。

もうこいつらグルだしめんどくさいから全員辞めさせるか、って。

同じ週に私とA子が辞め、次の週にはB子と、もう一人ホールで働いている子も辞めます。

ちなみにその子は違約金云々の話は一切ありませんでした(私より2週間くらい後に入った子)。

 

もう意味が分かりません。どんだけ腐ってるんでしょうか、あのボス。

 

 

そして問題はA子

 

金曜日。

改めてボスとお話をした結果、違約金はナシにする代わりに正式時給の21ドルではなく研修時給の18ドルに下げることで話がまとまりました。

まとまりました、というか有無を言わせない形で決定になりました。

というのも、ストップされていた2週間分の給与がまとめて昨日(木曜)に振り込まれたらしいのですが、計算してみたところ、なんだか異様に額が少ない。

金曜に話を聞いて、時給18ドルで計算してみたところ、額が一致とのこと。

A子はもう既にその時給で給与が振り込まれているし、今までの2000ドル以上の違約金からここまで話を持ってくることができたわけなので、A子としてはもうここで頷くしかありませんでした。

 

はて。

B子にした話はいったい・・・??

最後まで働けば違約金とんないんじゃなかったの??

 

結果として、私もA子B子も、3人まとめて無事に退職することはできました。

違約金の支払いは無しにもなっている(?)し、これはごねた私たちの勝ちと言ってもいいんでしょう。

 

ただ、A子に関しては本来21ドルの時給で給与がもらえたはずが、時給18ドルに下がったため、その分の差額が結局は「違約金」としての犠牲になっています

 

そしてそもそも、ボスの言い分が私とA子B子とでまったくもって全然違う。

契約書の話も嘘でまかせ、違約金云々も結局はボスのさじ加減。

 

 

 

 

きっと今後も同じような手口を繰り返すのは目に見えています。

私たちがそれを止めることは、現実的に難しいですが、今後の人たちに忠告を与えることくらいはできます。

 

店名:Mensousai Mugen(夢幻)
住所:11 Bligh Pl, Melbourne VIC 3000
向かいにあるRobotというバーも経営。

 

☆の間にお店の情報が載っています。

あまり意味はないかもしれませんが、隠してあります。
見つけ方のヒントは「コピペ」です。

 

 

 

PS.今回の件でご助言をくださった皆さまどうもありがとうございました。

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